京都の由緒あるお寺にて講習会を行ないました。

合気道家の五月女貢さんが「伝承のともしび」という著書の中で、
自分のエネルギー体験を植芝盛平(合気道開祖)に話したところ「君の体験したことは他人には理解出来ないものだから、心の中に秘めて内緒にしておくことだ」と言われた、と書き残している。

現代においても、武道的であれ瞑想的であれ、エネルギー体験はなかなか信じてもらえない。ましてやエネルギーワークともなれば、相当氣の武道や禅を深めていないとついて来られないものなので初回の講習会では特に触り程度にとどめる事が多い。
しかし、今回お集りの皆様には、そのような心配は無用でした。ほぼ全員が感覚をお持ちでした。

「合掌のワーク」もあそこまで盛り上がるとは想像していませんでしたし、恐れ入りました。とても刺激的な時間でした。
よくよく伺うと、今回ご参加の皆様は、坐禅、瞑想、氣功、太極拳、舞踊、中国武術、ヨガ、表現(まだ他のジャンルの方もいらしたかも)を心身の健康の為に地道に探求されている方々が多いそうでした。
ひとつひとつの道を深めていくと、同じ景色や感覚=エネルギーを体感共有するようになる。
そのことがとても良く検証出来たレッスンでした。

易筋洗髄経で終わらず、エネルギーの体感まで初回なのに多くの時間をかけられたのも初体験でした。凄い方々の集まりでした。ありがとうございました。